バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

マーブンクローンセンターに久々に行ってきた

 バンコクで生活していると、大体BTS沿線でいろいろと済ますことになるので、マーブンクローンから西にあまり行かなくなる。ところが、去年一昨年は心霊関係の取材などが多かったので、カオサン方面に行くことが多く、逆にマーブンクローンに行くことがほとんどなかった。

 それで、というわけではないが、用事もあったのでちょこっと行ってきた。

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MBK。

 というか、今はMBKセンターって呼ぶのが普通なんだよな。いつからだっけ。オレが初めて来た98年の時点ではマーブンクローンセンターだったかと。そういう呼び方が変わるのはなかなか馴染めなくてつらい。

 ほかには、セントラル・ワールドも以前はワールドトレードセンターだったし、衛星放送のトゥルーヴィジョンもかつてはUBCだった。衛星放送に関してはいまだにUBCと呼んでしまうよ、オレは。

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ちょうど春節の日だった。

 マーブンクローンに行ったのは、ちょうど春節の1月25日だった。新型ウィルスで大騒ぎされている中、中国人もたくさんいたね。

 このウィルスも果たしてどうなんだろうか。SARSのときなんかはオレは真っ只中に台北にいたけども、特に危険を感じなかったし(単に危機感がなかっただけかもしれんけど)、ほかにも鳥インフルエンザ(だっけ?)とかいろいろあったけれども、あまり身近に感じなくて。

 ただ、今回の新型ウィルスは少なくとも日本よりは危険だろうね。タイへの中国人観光客は日本よりも年間100万人くらい多いし、こういったウィルスの対策がしっかりしているんだかしていないんだかわからないからね、タイは。

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MBKの中。

 しかし、マーブンクローンは相変わらず外国人が多いね。確かにほかの国にはない雑居感と活気があるので、おもしろいけれども。

 携帯売り場のフロアも賑わってたな。今はみんな正規店で買うようになっているから、一時は廃れるかなと思ったけれども。かつてノキアが全盛だったころはホントすごい世界だったけれど、今はほかの商業施設にもある電脳スペースとそんなに違いがない。まあ、広いけれども。

 あと、中東の客が多いからか、電脳ショップの店員に中東の連中が多い。ただでさえ怪しいのに、外国人の販売店員なんてもっと怪しすぎて怖いわ。タイ語も微妙だしさ。

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8番ラーメン

 タイの商業施設に最低ひとつはある飲食店は、MK、シャブシ、マクドナルド、KFC、デイリークイーン、そしてこの8番ラーメンかな。

 8番は東京にないからずっと知らなかったけど、日本で働いていたときに北陸に行き、そのときに見て知っていた。そして、タイに来たらどこにでもあるので驚いたものだ。確か8番のタイの本社はカオサンの辺りにある。創業者一族の誰かがバックパッカーだったのかな。

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MBKのクーポン食堂。

 マーブンクローンのクーポン食堂はだいぶきれいになったね。かつてはマーブンクローン全体に漂う雑居型の雰囲気をそのままにって感じだったが、内装が変わって、見た感じはだいぶおしゃれな感じに。ただ、暗い。薄暗い。照明も変えればいいのに、そこは変わっていない感じ。

 かつてのクーポン食堂は結構いい店があった。カオカームー(豚足ご飯)とか、名店があって、チュラ大の学生が群がっていた。もうなくなってしまったようだったけれど。残念だ。

 マーブンクローンは全体的には変わっていなかったので、観光客にはおもしろいかもしれない。シャツとかも、結構縫製がしっかりしているのとかあって、ポロシャツとかここで買って、5年くらい着てたのもある。じっくり見て回れば、案外コスパのいい商品に出会えると思う。