TITFはもっとキャンギャルを呼べばいいのに
TITFに行ってきた。TITFはタイ国際旅行フェアのことで、毎年2月ごろと8月ごろに開催されている。これまではアソークの近くのクイーンシリキット・コンベンションセンターで開催されていたが、建て替えが去年始まっていて、前回の8月のTITFからインパクト・ムアントンタニーに移っている。
このTITF2020前期に関してはなんかいろいろなところで書いている。noteに書き、コリアワールドタイムズにも書き。
オレの高校の同級生の、中学時代の親友が上野でホテルを経営していて、そこが2019年2月のTITFに初めて出展したので、そのブースと全体を見てきた。
このホテルや上野とタイ人観光客に関連した記事はほかにもいくつか書いている。
日本旅行ブームに湧くタイ。もっとも人気なスポットは「上野」の何故? | ハーバー・ビジネス・オンライン
TITFは大盛況で、来場者は45万人くらいになっているらしい。全盛期からは減っているようだが、それでもすごい数だ。
中でも、日本観光のブースはとにかくすごい。TITFは最早イコール日本旅行フェアと言ってもいいくらい、日本の推しがすごい。日本政府観光局がブースを押さえて、日本パビリオンみたいなエリアを確保していて、そこにたくさんの日系企業が出展している。
日本が初めてという人は団体旅行の商品に、リピーターは個人旅行という風に分かれつつも、みんな日本に詳しい。リピーターはもう東京とか大阪といった中心ではなく、他県を目指している感じだった。実際、日本でもそういった人を多数見かけている。
これからもしばらく日本旅行ブームは続きそうだ。なにせ、今の日本は東南アジアよりも安いものがいっぱいある。和食は確実に日本が安い。服やデジタル機器もそうだ。どの国もそうだが、自国民が世界一と思っているのはよくあることで、同時に自分の国も最高だと。日本人はそのあたりは韓国並みに顕著だと思う。実際、今の日本は実生活における経済的な部分や民度は、かつて後進国とか発展途上国と呼ばれた東南アジア諸国と変わらなくなっているか、それ以下になりつつある。2000年代初頭くらいから日本人がそういった文化を見に行こうとタイを始めとした東南アジアに行くようになったが、今はその逆になりつつあるような気がする。
そんな盛況なTITFだが、2019年に行ったときに思ったのは「キャンギャルが少ない」ということだった。製造業の展示会もそうだし、特にモーターショーはキャンギャルのレベルが高いのはご存じの通りだ。
でも、TITFにはほとんどいない。もったいない。とにかくまずは呼び込むために、キャンギャルを使ってもいいのではないか。
その点、会場が広くなった今年は、そこそこにかわいい子がいた気がする。中にはセーラー服のコスプレに猫耳をつけた女の子を置くブースもあったし、探検隊の格好をした女の子がいたブースもある。茶摘みの和風の服を着たブースも結構かわいい子だった(このブースは日本人女性だった)。
小売業者も結構ブースを出していて、その中にはブックオフもあった。そのキャラクター着ぐるみと和服の女の子が会場を歩いていた。この女の子はたぶんタイ人なんだが、結構かわいいかった。
それで急いでカメラを向けたんだが、肝心の女の子がボケてしまった。キャラがボケてくれていればよかったのに、そっちにピントが合ってしまい。残念。