バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

itとクーポン食堂でのことと銀行で気がついたことと

 コラートに行ったときから文庫本で「itと呼ばれた子」シリーズを読み始めた。
 なぜ親がああなるのか、まったく理解できないが、こういう事件が多いのも事実だ。
 特にシリーズを通して子が結局ずっと親の支配から解放されていないんだよね。
 子どもにとって世界は家族の中だけだから、こういった問題があれば早く助け出さなければならないけれども、でも、その子どもにとっても親はそこにしかいない。
 難しい問題だね。俺も子の親になった以上、この問題を真剣に考えていきたい。
 とにかく、親も子を選ぶことはできないけれども、子どもは自分から出現したわけではなくて、親の行為で産まれてきたわけだから、どんな理由であれ、ネグレクト、虐待、そしてそれ以上の残虐な行為に晒されてはいけない。





 昼は買い物ついでにセントラルデパート地下のトップス・スーパーマーケットのクーポン食堂に行ってみた。ここのトップスは高級スーパーなので食堂もさぞいいのではないだろうか、と。
 ま、普通だった。高かったけど。
 人の割に席が少なくて、隣に若いお姉ちゃんが座った。
 で、アムがネネの食べ物を買いに行っている間、ネネと話していた訳よ、タイ語で。隣のお姉ちゃんもそれ聞いてニコニコしててさ。
 そんで、アムが戻ってきて、自分の分を探しに行ってたら、そのお姉ちゃんはアムに話しかけてたみたい。
 で、俺はどうでもいいから食べてたら、旦那はタイ語できるのか、って訊いてた。
 その時点で、は? と。聞こえてなかった? さっき、と。
 そんで、この人、俺に向き直ってなんて訊いたと思う?
あなたはタイ語が上手ですか?
 そういうとき、なんて答えるの? っていうか、馬鹿にしているのか? はい、って答えるのも変だし、いいえ、と答えるほど下手ではないし。
 ここで、イラッ! っと。
 で、次に、
タイは好きですか?
 だって。
 嫌いですよ。だからタイ語習って、タイで通算10年も暮らして、タイ人嫁もらって、こうしてタイ飯食べながらあなたと話しているんですよ。
 そう言うと思うか? ボケ! 答えはわかっているだろうが。
 話すことないなら無理に話しかけるな!
 イライラッとした。






 当たり前だが毎年この時期に手帳の中身を買い換えている。が、タイはなかなか同じ手帳の中身が売られていない。同じデパート行っても毎年品揃えが変わるから、いい年もあれば妥協せざるを得ない年もある。幸い今年は同じものがあったのでよかった。
 それから、支払いなどがあって銀行に行って、通帳記入して青くなった。
 来月、ネネの幼稚園、俺の保険、アムの保険、火災保険、コンドミニアムの公共費など特別支出が重なる。それはわかってた。ただ、計算を来月の給料を入れて計算していたので、前半に全部払う金はない・・・・・・。
 くっそ〜。新年早々、また高田家の経営破綻だわ。
 経済だったか経理の本を読んでたときに、一般的な家庭は一生の内3回破綻するって。家を買ったときと子どもが学校に入るときとかなんとか。忘れたけど。
 うち、2009年だけで3回破綻しているんだけど・・・・・・。
 どうしたもんかね。とりあえず、この前破綻したときはアムの金のネックレス売って乗り越えたけど、もうそれもないしなぁ。結婚指輪があるか。
 俺の脂肪売れないかな。これ売れたら、俺、結構金持ちだよね。