ビッグCのレジはいつも長い
タイとか東南アジアにいると列に並ぶってことが多い気がする。たとえば飲食店なんかは有名であっても、オレは並んでまで食べたいと思わない質だ。日本だ朝の通勤ラッシュとかなら並ばないとどうしようもないけれど、それもオレは高校時代までの話で、それ以降そんなのとも無縁に生きている。
で、東南アジアの列の大半が自然発生というよりも、無駄な仕事のせいで時間がかかっているだけってのが多い。空港のイミグレーションだとか、スーパーのレジね。
スーパーというと今はほとんどビッグCというイメージだ。これまで住んでいた家も全部ビッグCが近く。今のところが最初はカルフールだったけれど、撤退してビッグCになった。あと、タイの大きなスーパーといえばロータスだけれども、うちの近くにはないんだよね。
でも、いずれにしたって、どのスーパーもとにかく遅い。袋詰めもしてくれるのはありがたいけれど（それも2019年年末で廃止になったけれど）、割引の制度が複雑すぎて時間がかかっているケースが多い。
たとえば、スーパーの割引は時期によってキャンペーンが違うし、よくあるのが、500バーツだとか1000バーツで次回いくらかの割引の券をもらえる。で、だ。問題は、スーパーは毎日行くところではなく、大量に買い出しすることがタイでは一般的なので、そういった割引ルールをみんな簡単にクリアしてしまう。そして、次回に来るときにはその割引券は使えなくなるので、その場で使う。これが問題なのよ。
というのは、ただでさえ遅い従業員に加え、大量の商品が山積みになる。そして、1000バーツごとであれば、その金額に達するといったん会計をして割引券を発行し、そして残りを精算していく。効率悪っ!
しかも、野菜や肉などは量り売りなので、バーコードをつけてもらうことを忘れていたり、普通の商品もバーコードがなかったり。大量の商品を通していったあとにそれが発覚すると、いったんキャンセルして次の客というわけにもいかないし。
とにかくホント遅い。幸い、割り込みってのはあまりないからいいんだけどね。タイに限らず、不思議と割り込みするのって富裕層とか先進国の人なんだよな。あれってなんでなんだろうな。それも大体男だ。視野が狭いのかなんなのか。まあ、下っ端はそれだけで暴力沙汰になるからあまりそんなことをしないってのが身についているのかもしれないけれど。
まあ、ホント進むの遅いなって思いつつも、まあこれがタイだしなと、オレはあきらめる。で、自分の番が回ってくると、結局オレも同じようにいったん会計を締めて、次で割引をしたりするんだけどね。
