回転寿司って定着しないな
一時平禄寿司がバンコクのいろいろな商業施設にあったけれども、いつの間にかなくなっているよね。サイトはあるけれど、FBなんかも全然更新されていないし、たぶんかなり縮小しているのかと思われ。
これはコロナとか全然関係なくて、オレの家の周辺からは2019年の時点でかなりなくなりつつあるかな。セントラル・バンナーも、去年は見ていないけれど、少なくともコロナ規制が緩和されて商業施設が再開してからはなくなっている。
なんでだろうか。バンコクって回転寿司が定着しないよな。そんな印象だ。昨日の記事のシャブシなんかは回転しているのが寿司じゃないけれども、ベルトコンベアがダメってわけではないのでしょう。
たぶん、大きく見てふたつの理由なのかな、と。まず、タイ人って生ものを食べないじゃない? 寿司専門だとハードルが高い。実際にはうどん（だったかな?）とか、サイドメニュー的なものもあるんだけどね。でも、やっぱりメインが寿司になってしまうので、ちょっと客を選んでしまうところがある。だから、いつも空いているように見えてしまうし、そうなるとさらに客が来なくなるというか。
もうひとつは、やっぱり高いよね。日本より高いから、ちょっと食べただけでそこそこに金額になってしまう。家族連れもそこそこな収入そうじゃないとだめだし、若い人も来るにはちょっと。そして、もしそこまで出すならもうちょっといい店に行くかな。回転寿司は結局そのレベルの雰囲気なのは日本と同じだし。
オレからすればちょこっとウニを食べたいときとかにありがたいけど、タイ人に「ウニ食べたいわ」って人、いないからな。
オレがタイ語学校に行ってたころだから2000年とか、そのころはタニヤプラザの駐車場のスロープの上に回転寿司があった。小象寿司って名前だったかな。その後別のフロアに移転したとかは聞くけど、まだやっているのかな。
当時はひどかったよ。寿司はクソまずいし、今高いと言った平禄寿司より高いし。いや、高いってのは金額じゃなくて物価指数的に高かったのかもしれないけれど。当時は和食店で食べるなんてことはなかったし、超老舗の花屋のランチでも100バーツ台だったと思う。それでも、高いって思ったけどね。
まずいのは仕方なかったにしても、そのタニヤの店のイメージもあって、タイは回転寿司が定着しないなと感じる。噂では日本の人気回転寿司の店が来るんだとか? といっても、日本の回転寿司の人気店がどこか知らないけれど。いっぱいあるし、年1回しか滞在しない国の店なんかよほど印象に残ってないと憶えていないわ。
