バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

日本に行ったら食べたいもの

 2000年代の頭はバンコクも今ほど和食店がなかったし、そもそも当時の物価や生活水準からしたら駐在員が行くくらいで、オレらみたいなよくわからない滞在者は屋台で飯を食べたものだ。コンビニにだって和食的なものはせいぜい緑茶くらいで、コンビニおにぎりとかなんてのもなかった。唯一、忍っていう日本酒があったくらいかな。ほかはポッキーとか菓子がちょっとで。

 でも、今じゃコンビニで和食的なものが手に入るし、郊外のスーパーでも醤油とか普通にあるしね。だいぶ環境が変わった。かつてはそれこそ都心に買い出しに行かないとなかったもの。

 そうすると、逆に日本に行ったときにこれが食べたいってのがなくなってきた。かつてはそれこそ和食ならなんでもみたいなところはあったし、2000年代の頭はタイには朝マックもなかったので、そういうのも食べたいと思ったものだ。シンガポールとかには朝マックがあるのに、なぜかタイはなかったんだよね。

 和食が増えてきたら、今度は和食というよりも、朝マックを始めとしたファストフードとか、コンビニ弁当とかそういうのが食べたいみたいな。タイにはなかったから。ところが、それも全部あるし、じゃあなにって話になる。高級なものはなんでもあるし、逆にジャンク的なものも普通にあるからな。

 それで、いつもオレが日本行ったら行きたくなってしまうのが回転寿司だ。タイはなぜか回転寿司ってないよね。タニヤに以前はコゾウ寿司って回転寿司があったけど、あれ、なくなったのかな。2000年くらいにタイ語学校に通うために1年間住んでいて、そのときに行ったんだけど、最悪だったな。それ以来行ってもいないし、思い出しもしなかった。

 まあ、当時の和食がひどいってのは普通の話なんだけどね。海外で和食を食べられるだけありがたいと思え的な。素人のおっさんがやっている居酒屋とか普通にあったし、タイ人の店なんか見よう見まねというか。今ならフジレストランもちゃんとしているけど、20年前はタイ人向けの味つけであまりよろしくなかった。ラーメンなんかも、たとえばネギラーメンって店がスリウォンとスクムビットに2軒あったけど、まあまずかったね。でも、食べられるだけありがたいのよ、ホント、当時はね。数えるくらいしかラーメン店もなかったし。

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去年行った回転寿司の。

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日本の回転寿司はコスパがいい。

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ウニとかタイで高いヤツを頼むのだが、そういうのは撮影していない。

 タイにも平禄寿司が来て、なんか最近なくなっちゃったけど、ちょっと高いからコスパに見合っていない気がする。日本ならちょうどいいんだけどね。

 あと、店の名前がわからないけど、去年行った店でなんか気になっていたロボットがいる。なにかに似ているなと。

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左が息子で、右がロボットね。

 息子の水泳前の姿に似ているんだった。