バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

静かなバーでおいしい酒を飲んでみたい

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ソイ31のバー。

 スクムビット通りソイ31にある照明屋の上にバーがある。今もあるのかどうか。数年行っていないのでわからないけど、すごく静かで、すごくいい雰囲気の店で、ここのハイボールとか結構おいしくて。

 大人なバーっていいな。この前ハノイに行ったときにも現地にいる友人に連れて行ってもらった、日本人経営のバーもなんかいい感じだった。オレなんか初めてで、結構そういうところ行きたいくせに萎縮するタイプだけども、気持ちよく楽しめるところで。ハノイ行ったら絶対また行きたいと思う店だった。

 でも、バンコクだと、日本人の店だとわりと常連が固まっていて行きづらいとか、国籍問わずウェルカムな店はちょっと騒がしいとか、なかなかいいところがないんだよな。かといって、安いからとタイ人向けだったり場末のビアバーとか行くと酒は大しておいしくないし。

 基本はビール党なんだけども、アルコールはワイン以外は大体なんでも飲める。一番好きなのはビール、次に日本酒、3番目は紹興酒とウィスキーかな。だけど、ときどきがつんと甘くて、がつんとアルコール度数の高いカクテルなんか飲みたかったりもする。カクテルとか酒の銘柄はわからないからイメージで伝えるわけで、そうなると、変なバーではバーテンの腕が悪くてできない。

 だから、そこそこにいい店じゃないとって感じだけど、かといってそういう店は最初はひとりでは行きづらい。小心者なんで。

 なのに、友だちがあまりいないっていう。

 まあ、友だちが少なくても全然苦に思わないというか、若い子たちはつるんでいないと不安になるらしいけど、オレは友だちほしいくせに、友だちとつるむのが苦手という。子どものころは龍谷直前にスケボーを始めたけれど、みんながやり始めたのでやめた。中1ではMTBを乗り始めたけど、周囲も買い始めたのでママチャリにしたり。高校生のときはバイクに乗って、でも走る仲間なんかいなかった。

 こういう性格だから、ひとりでバンコクに移住して、なんとかやっていけたんだと思う。

 なのに、ひとりでバーに行けない。取材とか名目があれば行けるんだけどな。何年か前もカクテルの画像を撮ってきてくれと頼まれて、夜ひとりで4軒くらいバーをハシゴした。そういうのはできるんだけど。

 いずれにしても、今はこういう時世だからバーとか行ってもあまり楽しめないし、もっと世の中が落ち着いたら行こうかな。って、もういろいろなところが潰れたりしているから、知っているところでやっている店を新たに探さないと。