バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ウナギが無性に食いたい

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成田山のところのウナギ屋さんで。

 電子書籍リーダーのkindleを買って何年だろう。日本でkindleのサービスが始まってかなり早い段階で購入した。かなり便利で、手放せない。

 いろいろと読んでいるけれど、基本的には小説とか、エッセイとかそういうの。マンガもときどき。雑誌は読んでいない。というのは、オレのリーダーはペパーホワイトなので、雑誌は読みにくい。

 本当はマンガもかなり読みにくい。結構初期のだから、画面が小さいからってのもある。

 最近はマンガを読むとしたら、99%がグルメ系だ。いろいろ、いいマンガ悪いマンガはあるけれど、いいもので好きなのはやっぱりラズウェル細木さんの書いたものだな。「酒のほそ道」とか、タイトル忘れたけどなんでも作ってくれる小料理屋のシリーズ、あとバーの「レモンハート」だっけか。

 どれも別に食べものの描写がうまいとかそういうのではなくて、うんちくを語ったり、楽しそうに飲んでいるところ。その雰囲気が、ああオレもこうやって飲みたいなと思わせるというか。

 最近読んで、ああ、となっているのは「う」だ。ウナギ好きの主人公がひたすらウナギを楽しむマンガで、なんかウナギが食べたくなってくるんだよ。最後に食べたのは2019年の日本滞在時だ。タイでウナギはまず食べない。最近、プロンポンにウナギの店が何軒かできているけど、まだ行ったことがない。

 成田着で日本に行くと、そのときは成田山の参道(?)にあるウナギ屋のどこかに寄ったり。だいたい親が迎えに来てくれるから、そのときに寄って、あるいは成田に戻るときに寄って食べていく。

 2019年は確かベトナム航空を使って、ホーチミン発が深夜で成田着が早朝だったから、やっていなくて行けなかった。だから、実家近所のウナギ屋で食べたはず。2017年か2018年は確か夕方着だったから、夕飯代わりに成田山で食べたはず。上の画像はそのときのだ。

 ウナギって、なんであんなにおいしいんだろうな。あれこそ自分では作れないから、ホント店で食べるしかない。まあ、そんなこと言ったら大半の料理がそうなんだけど。

 あのタレとかなあ。あれは一般家庭では作れないよなあ。

 先のマンガ「う」はスーパーで売っている冷凍とか真空パックのウナギとかをおいしく作り直す方法とかも紹介されていて、結構好き。ラズウェル細木氏のマンガはマンガ内の蘊蓄もそうだし、マンガとマンガの間のエッセイ的な文章もおもしろい。読んでいると腹が減ってくる。ああ、日本でウナギ食いたいなあ。