バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

山小屋ラーメンは思い出の店

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山小屋ラーメン。

 正式な店名は「筑豊ラーメン山小屋」っていうのかな。数えるほどしか行ったことがないんだけども、思い出のあるラーメン店だ。

 ボクはどちらかというと、醤油ラーメンが好きだし、麺も太麺が好き。九州の細いのは一番苦手だ。ただ、トンコツは嫌いではないし、むしろ昔ながらの臭いタイプの豚骨ラーメンを食べたい。19くらいのときに食べたトンコツラーメンがなんか変な臭いがすると思ったし、竹ノ塚の辺りにあった深夜までやっているラーメン店もやっぱり臭かった。たぶん、あれが昔ながらのトンコツの臭さなんだと思う。今、改めてあの臭いがするスープを飲んでみたいの。

 さすがにバンコクにはそういうのはないな。そもそもタイ人はトンコツスープは好まないって印象がある。だいたい和食が流行り出したのもこの10年くらいだし、それ以前は全然だったことを考えると、トンコツはハードルが高め。でも、そろそろできていいのではないかな、そういうのも。

 山小屋が思い出の店というのは、娘が生まれた日に食べたのがこれだったからだ。娘はシーロムのクリスチャン病院で生まれている。あの病院は裏口がすりウォン通りに繋がっていて、食べに行ったからだ。

 あの日は朝は冷え込んでいて、車で7時ごろ家を出て、病院にアムを連れて行った。そして、9時ごろに出産をして、子どもが保育器みたいなのに入れられて並んだのが12時くらいだったかな。アムもまだ麻酔で話せなかったから、娘の顔を見て、ひとりお祝いだなと行ったのが山小屋なんだよね。何回かこの辺りを通ったときに見ていて。当時は和食を日常的に食べる時代じゃなかったし、特別感を持って。

 まあ、車で通って見ていただけなので、筑豊ラーメンってのがなんだかわからなかったけど。出てきて、麺細っ! っては思ったけど。

 サイトを見ると、山小屋がタイに進出したのも2006年9月みたいね。

www.yamagoyathailand.com

 

 娘が生まれたのが2006年12月だから、直前だ。たぶん、アムが大きいお腹を抱えて姉のところに泊まりに行ってたから、その帰りに見たんだと思う。姉の家は当時バーンラック署の裏だったから。

 そのあと、セントラル・バンナーにも支店ができて、そのときに1度食べたかな。悪くないんだけど、やっぱり麺が・・・・・・。

 って、思い出の店って言いながら、オレ、山小屋は2回しか行ったことがないのかも。ほかで行った記憶が全然ない。トンロー辺りに住んでいれば行く機会もあっただろうけど、バンナーもできたのって2012年よりずっとあとのはず。近くにないとなかなか行かないよな。行けないと言うべきか。