ボペンニャン
ボペンニャンから眺める、タイに沈む夕陽。考えてみるとなかなかすごいよな。ある国の首都から隣国を眺めながらビールを飲めるって。
っていうか、店名、ボペンニャンで合ってたっけかな。ラオス・ビエンチャンの川沿いのルーフトップバー。5階くらいだったかな、階数。3階とかか。エレベーターはないんだけれども、まあなくてもかまわない階数だったはず。
目の前がメコン川で、対岸がタイ・ノンカイ県。ちょうど画像の手前の砂地じゃないかな、某番組がやらせの祭りをしていたのは。さすがに日本人もいるんだから、ここでやったら遅かれ早かれ、なにか話題になるよなあ。
考えてみると、こういう風に外国を眺めるながら飲めるなんて、いい店だったな。まだあるのかな。蚊が多くて、ちょっとやなんだけど、風景自体は素晴らしいよな。ただ、夕方までの話だけど。夜間なんかはなにも見えないし。
オレが初めてビエンチャンに来たときは、ボペンニャンはなかったというか、建物もなかったと思う。少なくとも、夜は陽が沈んだら遊べる場所なんてなかった。川沿いの堤防を兼ねた公園なんてなくて、道路の真ん前までメコン川が流れていたし。そこから考えると、ビエンチャンってムチャクチャ変わった。最初は対岸のノンカイの方が明るかったもの。今はさすがにノンカイの方が田舎って感じになっている。
ほかの国でこういうところはあるのだろうか。ここはたまたま首都だからってのもある。ほかの場所だと、国境の町は双方とも田舎だしな。高い建物もないでしょうに。アランヤとポイペトはカジノのホテルとかならタイ側を眺められそう。でも、ビエンチャンほどの風景でもないだろうしなあ。
そういえば、ビエンチャンのボペンニャンからちょっと国境寄りに戻ったところにでかいホテルあったね。あれはどうなっているんだろうか。2010年代前半は中に人気ディスコがあったけれど。あれも数々の発砲事件などで閉鎖になったはず。中国人だか韓国人が違法銃を持っていて発砲したとかって聞いたけど。今だとカンボジアで中国マフィアがいろいろしているけど、あのころはビエンチャンだったという印象。
ラオスはサンドイッチがおいしいんだよな。また行きたい。ベトナムのバインミーはいい店悪い店の差が激しいけれど、ラオスはどこも平均的という感じ。どこで食べてもだいたいおいしい。たぶん、ラオスは必ずパンを温めてくれるからだと思う。ベトナムは店によって温めてくれないこともあるから、そうなるとおいしくない。