バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

いよいよ目が悪くなってきた

 実家はオレにとってはホテルと同じで、仮の滞在先だ。自宅はあくまでもタイの家だと思っている。実際、もう半年くらいは日本にいて、その間も全然落ち着かない。そろそろ精神的に限界を迎えている。

 拠点ではないので、すべてが仮のものというか、出張ベースの道具という感じ。要するに、パソコンとか、自宅で使っているものではなく、持ち運びが便利なサイズのものを使っている。

 だから、画面が小さくて、だんだんと目が悪くなってきた。夜なんかは特に目の焦点が合わないくらいで、しかめっ面になったり薄目にしても焦点が合わない。これ以上悪化すると失明するんじゃないかなという心配さえしている。

 メガネ買えよって話なんだけども、笑っただけでメガネを折るというトラウマがあってなかなか手が出ない。だいたいさ、メガネっていくらくらいするんだろう。それすらも知らないし、なんて言って買うのかよくわからないんだ。日本語でなんて言っていいのかがわからない。

 それで思い出したけど、先日母親からテレビを観るときに音量が大きすぎると言われた。タイで日本から持ち込んだDVDとかを観る際、ハリウッド映画とかなら日本語字幕は当たり前にしても、オレ、日本の映画を観るときも日本語字幕で観ているんだよね。脳内では日本語で物事考えたりしているけれども、耳が慣れていなくて、日本語が聞き取れない。

 だから、テレビを観るときも音量が大きくなる。バラエティー番組は字幕が多いじゃない、日本って。だからわりかし問題ないんだけども、でも全部に字幕じゃないからなに言っているかわからないときがあるんだよ。音量大きくしないとダメなんだな。耳が遠いんじゃないかって言われたけれど、そうじゃない。なにを言っているかわからないんだ。だって、タイ語は普通にわかるんだもの。アムと電話してたり、車でタイのCDをかけているんだけど、言っていることわかるんだ。日本語だけ、なに言っているかわからないのだから、それは耳が遠いのではない。

 って、バラエティー番組ってもお笑いか坂道シリーズしか観ていないんだけどな。なんかいい年してなに見ているんだって話だけど。仕方ない。ほかに観るものがないんだもの。

 去年の年末か今年の年始にやった逃げ恥は録画してあって、観ようとは思うんだけどね。でも、やっぱりなにを言っているかを集中して観ていないといけないから、気軽に観られない。気合を入れて時間を作らないとなかなか再生ボタンを押せないというか。

 目も悪いし、日本語も聞き取れないってなかなかだな。