バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ビアガーデンの季節

ビアシンのブース

 バンコクも毎年恒例のビアガーデンの季節となり。
 今までワートレ前のビアガーデンがバンコクで最も有名で盛り上がるビアガーデンであったけれど、去年からカールスバーグが撤退*1したためか、いまいち盛り上がりに欠け、その他のショッピングセンターやルンピニーナイトバザールの常設ビアガーデンへ勢力分散された感がある*2
 特に今年なんかはワートレの大改修中でスペースがほとんどない。なんか新聞ではビアシン*3がどえらい金を払ってスペースを確保したとあったけれど、いったいどうなることやら、と。別の意味で楽しみではあったわけで。
 ちなみに去年は2回しか行かなかった。というのはカールスバーグが撤退したから。
 ちなみに一昨年は週に少ないときで2回というハイペース。
 毎年カールスバーグばかり行ってて。というのは、カールスバーグのチアビア*4のユニフォームが毎年違いはあるものの、基本は白、ちゅうのがいいのね。俺、白いの着ている子は9割り増しぐらいでかわゆく見えちゃうんで。
 一昨年は通っているうちに女の子と仲よくなって。電話番号なんかも真っ赤になりながら*5もらっちゃって。ところが、初めてのデートとなったときに、タイではよくあるけれど、友だちをいっぱい連れてきやがったのよ、その子。んで、給料日前だったし金がなくって、最後に彼女を送ったときに20バーツ借りたの。だってないんだもんさ。かっちょ悪いのはわかってたけど。
 結局それが最後だった。
 次の日は電話が通じたけど、それから一切連絡が取れなくなった。ビアガーデンに行ってもいないしさ。
 たった20バーツで・・・・・・。
 んなこたぁどうでもよくて。今年の話。
 カールスバーグと会社が一緒なのでビアチャンなんかはカールスバーグのころと同じ色のユニフォーム。いいんだけど、所詮ビアチャン。まずい。ハイネケンも俺的にはパンチがなくてちょっと苦手。
 ということでビアシンへ。やっぱ毎年なんだかんだ言ってビアシンが一番人気。今年もスンゲェ人、人、人。座れないなぁ、なんて友人らと言ってたら「アサヒビールもあるよ」なんて。聞けばアサヒビール*6はビアシンの系列会社かなんかがやっているらしく、アサヒも頼めると。しかもタイでは恐ろしいほどに認知度が低いからアサヒビールのブースはガラガラ。
あんまりおいしくないから好きじゃないし、でも、アサヒのブースでも当然ビアシンも頼めるということで、空いている席へ。ビアシンが飲みたいじゃない?
スーパードライ飲みますか?」
 席について声をかけられた。見上げたら・・・・・・。
 スーパードライのピチピチユニフォームを着たゲロマブ*7な女の子。
「はい」
 速攻で返事をしていた俺たちでした。
 今年は幸先のよいスタート?

*1:というか、ビアチャン(チャーンビール。チャーンとは象のこと)の販売強化のため?? ビアチャンはタイで激安のビールとして特に田舎方面の貧困層に絶大な人気を得ている。よくわからんけどヨーロッパのどっかのサッカーチームのユニフォームにでかでかとロゴが。サッカーもビアチャンもそんなに好きではない俺から見ると、まずいビールのロゴを貼りつけたみっともないサッカーチームにしか映らないっす

*2:俺的には

*3:シンハビールタイ語読み

*4:キャンギャルみたいな。ボディコンなギャルが居酒屋とかに応援で来たりしてそれもチアビアだけど、ビアガーデンにおけるチアビアとは基本的にはウェイトレスで、ムチムチ感は若干少ない。それでもビール会社はチアビアのエージェントを通して採用しているのである程度かわいい。ビールブランドの特色も出る。シンハなら普通の女の子に男までいるし、ハイネケンなら色白の細いおねえちゃんばかりだし。カールスバーグはとにかくかわいい系

*5:アルコールでではなく

*6:スーパードライ。タイで数年前から生産が開始された

*7:死語?