バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ネネに指導

 アムが夕飯を作るのが面倒だというので、近くのクイッティアオ屋に食事に行った。有名店で、以前は昼間しかやってなかったけど、最近は夜もやるようになった。ただ、クイッティアオはなくてジョーク(お粥)とかご飯ものだけど。
 そんで、食事して家に帰ったらまだ19時前。
 疲れて眠かったので、30分くらいソファーで仮眠しようと思って横になった。
 まあ、眠れるわけがない。
 ネネがソファーの背とかから繰り返し繰り返しダイブしてくるから。
 それでがんばって目を瞑ってたら、足で顔を踏んできた
 さすがに怒ったよ。アムなんかはこういうとき軽くだが叩いたりする。せっかく言葉がわかるようになってきているんだし、やっぱり言葉で言いたい。
 とりあえず怒った感じで言う。でも、ジワッと泣きそうになるので、優しく言いかえる。
 ネネは怒られても絶対に謝らない。そこはタイ人。そして、近所の子の悪い影響だが、ふいふいっと唾を飛ばそうとする。実際は飛ばないが。それでもこちらの怒りが収まりそうにないとわかるや、次の段階に出てくる。だいたい手段は2つ。抱きついたりチューをしてきたり。もうひとつは、思いっきり話を逸らそうとする。何か出してきて「ほらほら!」とか。だいたい出すのはおもちゃかお尻かどちらか。
 今回は全部通用しないとわかると、もう手段もなく呆然としてた。
 最後にわかった? って確認したら、うん、と頷いた。ついにネネも反省を憶えたか。
 そんで、寝ようと思って目を瞑ったらまた顔を踏まれた
 わかってねぇ!
 また同じことを繰り返す。
 で、また踏む。
 次は、こういうときは、ねえねえって言いながらとんとんって手で叩くんだよ、って教えた。
 まあ、察しの通り、ねえねえ、と言いながら踏まれたけどね
 でも最後には手でとんとんと叩くようになった。
 ちゃんと話せばわかる。そういう歳になったんだね。
 が。
 最初にできたときに褒め称えたら喜んでしまった。
 そんで、寝ようにも返事するまで叩き続けるし、返事をしても、早く寝ろ寝ろ、って言ってまた叩く。
 どうしろと・・・・・・。