バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

病院の先生

 ネネが昨夜から何度か吐いている。アムが咳きだして、せっかくネネは治ったというのに、数日前からまた咳き込んで。
 子どもの咳は夜寝ていると出る。鼻水が喉に流れこんでしまって咳き込むらしい。
 今回は咳き込んだと思ったら吐いてしまった。見ているところだったからよかったけど、見てないところで喉に詰まらせてたら大変だった。
 起きてからはけろっとしているので様子を見ようということにしたが、夕方になって吐いたので病院へ連れて行った。
 先生が言うには別に普通だと。とりあえず吐き気を抑える薬をもらうことになった。
 いつも行く病院の小児科の先生はみんな若い。ネネが生まれたバンコク・クリスチャン病院は爺さん婆さんばっかりだったが。
 話は変わるが、生まれたのはキリスト系の病院だし、ネネが通う幼稚園もクリスチャンのところ。俺もアムも全然そういうの関係ないのにね。たまたま。
 今回の先生はこげ茶色の先生だった。南部出身だろうか。ハイソなオーラを発し声も優しそうなんだが、なんか変。若いんだけど、髪型がおっさん。見た目が田舎の人っぽいんだけど、眼鏡がおしゃれ。シャツが大きすぎるのか、タラちゃんがリカちゃんとのままごとでマスオさんのワイシャツを着ているような、変な感じ。そのくせ、羽織っている白衣は小さい。指もまん丸で短いんだが、カルテには流暢に英語を書いている。
 失礼とは思いつつ、凝視してしまった。
 途中で、いかんいかんと思って我に返った。ふと見たら。
 ネネも凝視してた