チェンマイ旅行記 2日目
ホテルに泊まったときは基本、朝食を摂る。パンとかが好きなので。タイのホテルの朝食はだいたい外れないのでいいね。
今日は観光に行く予定で、車をチャーター。今回のアマリとレンタカーは全部ヌクさんに手配してもらっていた。本当はレンタカーで自分で運転するつもりだったが、こちらは運転手付きが基本ということで。タイの運転手はプロ意識がないから乱暴な運転するし、だから、自分で運転したかったんだが。結果的に言えば、今回の運転手は安全運転でグッドでした。
まずはドイステープに。山の上にある寺。タイのバンコク周辺では決して見ることのないくねくねの山道を登っていく。車が寺の前に到着したが、そこからさらに100mくらいの長さはあろう長い長い階段を登っていかなければならない。
帰りに撮った写真の内の1枚だが、これで半分くらいの高さ。こんな階段、登ってられっかってんだい。で、ケーブルカーがあるというのでそっちに乗った。エレベーターで乗り場まで行くのかと思いきや、エレベーターのような箱がそのまま斜めに上に上がっていく。トンネルの中を行くので、景色は見えない。
まずは寺の周りを歩く。
寺の周りには鐘が何十個も並んでいて、子どもたちはひとつひとつ叩いて回っていた。でかい鐘などははり付いて弄ってたし。
展望台もあって、チェンマイの市街が一望できる。空港も見える。着陸するところを上から見られるとしたら、航空ファンには結構いいスポットではないかと思った。
それから中へ入る。靴を脱いで入らなければならない。
乾季なので天気がいい。
修復作業中だったが、この金と空の青!
アムに倣ってみんなでお参り。
そのあと、階段で降りてお土産屋を見る。うちの母はタイに来たら1つ必ず仏像関係のものを買って帰る。たまたまお土産屋で仏像の頭をみつけて、値段交渉。最初3500バーツだったのが、1500バーツになり、1000でいいと。で、帰ろうとしたら700になって、もういいからって言ってたら400に。300だったら買うってしたら、だめだめって言うから、さようならしようとしたら、300でOKだって。どんだけ下がってんだよ。
さらに山の奥にあるドイプイとかっていうところに行こうとしてたが、疲れてしまい。大人が6人いるとはいえ、超ハイテンションの子ども3人を面倒見るのはかなりしんどい。それで、元々あったプランのあったプランを全部すっ飛ばして、チェンマイ動物園に行った。
まずね、チェンマイ動物園、広すぎ。シャトルバスのようなものがあってそれで回れるんだけど、なかったらもう無理ってレベルの広さ。というか、高低差もすごい。
バスに乗るといきなりメインイベントのパンダ。去年だか今年だか、ここで子どもが生まれてタイはパンダフィーバーになった。その小屋。
カメラのフラッシュの部分にテープを貼られる。でも、ガラス越しでもないし生パンダが拝めるという。が。
寝てるよ。これ子パンダか? 別料金取られて寝てるところしか見られないんかい。上野のパンダもこんなんしか見たことないけど、パンダって本当に動くのかよ、と。
で、出口に向かったら、もう一部屋あった。
パンダ、なんか食ってる!
思いっきり背中向けているけど。もうひとつ隣に。
食ってるね。こっちは遠いけど、正面向いている。っていうか。
柵越しに鏡みたいになっているし。これがさっきのパンダの両親みたいね。
このあと園内の食堂で遅い昼食にして、池の魚にえさをあげる。
水族館もあったけど、450バーツも取られるから入らなかった。というか、外国人料金があって高い。タイ人は半額くらい。俺はタイで働いているということでタイ人料金になったけど。アムも黙ってさっさとタイ人料金で買えばいいのに。気の利かない奴だ。
池の先にコアラが。ロッテがスポンサードしているのか、門がコアラのマーチの日本語版とタイ語版になっていた。動いているコアラを見るのって初めてかもしれない。
次にオランウータン。ヤクルトを与えている人を見て、なにかあげるフリをすれば寄って来ると思ったアムやうちの姉。
そして。
ノーリアクション。
どっちが見物しているんだかわかりゃしない。
最後にペンギン。
なにもいないかと思ったら、ぞろぞろと数匹が出てきて、えさをねだって泳ぐんだけど、なにもないとわかった途端、また裏へ帰って行く。もう一度戻ってみたら、また出てきて、なにもないと知り帰って行く。ひな壇に並ぶタニヤのスーパークイーンの女の子と動きがまるで同じじゃないか。
一通り見て帰る。
ホテルで休んで夕方、ナイトバザールへ。途中の広場にあったシーフードレストランで夕飯。チェンマイまで来てシーフードとは変な話しだが、ほかになかったし。
そのあと、小学生のころに『なるほど・ザ・ワールド』で見た魚のアレをついに初体験。
ネネたちは怖がって大騒ぎ。白人の観光客らが写真を撮って行く中、大爆笑を巻き起こし。足を一秒も入れていないのに金だけ取られてしまった。俺は、ほかの人の魚を奪うほどの勢いで食われる。なんかくすぐったくておもしろかった。炭酸水に足を突っ込んだ感じっていうのかね。ぷつぷつと食べられる刺激が気持ちいい。
それから少し買い物をしてホテルへ。疲れた。