バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

クリスマスはみんなで体調不良

 ここ数日バンコクは寒い。プノンペンも寒かったし、その間にバンコクの気温も下がったようで。まあ、日本からしたらまだ天国な気温だけど。
 用事があり、セントラル・バンナーに。ついでにネネの靴も買う。なんか、あれだな。年末のバーゲンなのか、人が多い。タイのデパートはみんな涼みがてら見に来ているという感じだけど、今日は買う気満々の気配があちこちで。
 1ヶ月ちょい家にいてもらった妹がいよいよ帰るので、お小遣い5000バーツを用意。ついでにクリスマスということで、アムと妹に1000バーツずつあげる。が。アムに渡したら、クリスマスは500で充分と、アム1500妹500に。アム1000妹500俺500とかそういう選択肢はないんだな。タイは弱い者がいつまでも搾取される、そんな縮図を見た気がした。恐るべし、タイ。
 体調不良が止まらない。ちょっと食べるとすぐに気持ち悪くなる。これはなにかね。俺の体質が変わったのだろうか。量と油もんがだめになったと。それだったらいいな。
 気温が下がったせいでネネも体調悪く、元気がない。マスターも少し熱っぽい感じ。
 アムひとりが元気で、人のフェイスブックのページを開いて点検中。アムの友人の旦那がまた浮気をしているということで、俺のもチェックが。ああいうのってギャンブルとかと一緒で1回したらこの先もずっとする、と以前言ったが案の定。というか、この人、俺が知るかぎりで3回目の浮気。そんなにかっこいいわけでもないんだが、タイ人ってまめだな。
 で、数カ月前の前職にいたターンちゃんとのやり取りを発見し、怒っているアム。タイ語もできるが打つのが面倒なので相手が英語できる場合は英語でやり取りしている。前の会社の子たちとはタイ語で打ってこない限り英語でのやり取り。で、アムは
「私だって英語できるんだ! なんだ、ホアヒンに行ってたのか? ああ?」
 と。
 いや、彼女がホアヒンで働いていると聞いたけど本当? という質問を出しただけだし。
「いや、ここにThank youと書いてある!」
 それは確かどっかのバーの話を訊いて、回答してくれたからありがとうと。
「電話番号とか書いてる。電話番号教えてもらってるんじゃないのか?」
 それ、Remenber(誰が言ったか憶えてないけど、とかいう文面)だし。Numberじゃないし。バーしか合ってないし。
「このThank youが……」
 こいつ、「Thank you」から想像してるだけじゃねえかよ。単語単語を時系列に関係なく合わせたらそう読めるわな。全然英語読めてねえよ、そんなの。こっち、体調悪いのに余計なことすんなよなあ。