バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

すごいことになっている人がいる

 たぶん本人はどうせこれを読んでいないだろうから書くけど、とあるライターの取り巻く環境がものすごい勢いでひどくなっていて、なんなんだかなあと。自業自得なので、どうしようもないんだけどね。
 ま、簡単にいえば、人に金を無心する、そしてそれを返す気がない。また、知り合ったばかりの人でも金があるとわかると金を貸せという。薄っぺらなポリシーしか持っていない上に一所懸命主張をし、反論されると逆ギレしてしまう。ライター稼業だけでなく、仕事もろくにできない。現在寄生している事務所の手伝いもままならず、受け入れた人は追い出したいみたい。
 某雑誌社の方に聞いた話では、金がなので仕事をくれと涙ながらに訴えられ、応援しなければ! と思った編集部が金もかからない企画を依頼した。ライターは取材は基本持ち出しだからね。そして、その企画を依頼された彼は光の早さで断ったらしい。タイ料理の取材だったんだが、辛いのがダメだかららしい。その雑誌社の依頼って基本的にはタイトルだけなんだ。で、ライターが内容を考えて返すって感じ。だから、どうにでもなるのに。
 あと、某雑誌社の編集の方が打ち合わせをしようとなっても、例えば3時から4時の間に行きますとか言うみたい。なにその1時間の幅。しかも4時に来ないんだってww 連絡もなし。この前は「なるべく遅れないように行きます」という文面がメールで来たそうだ。何様? さらにその打ち合わせもそいつが唯一やっている仕事に関係するイベントに行くために、まとまってないのにさよならするそうだ。
 ある人は年末だったか年越し後にお会いしたときに、まっすぐに関わらなければ珍しい動物を見るようでいいじゃないですか、なんて仰ってたけど、一昨日メールが来て、もうあいつとは二度と付き合いませんので、と。もしその関係解消で俺になにか被害があったら、ということでメールをくださった次第で。
 俺は直接的な被害はなかったけど、腹が立つことはままあったな。ライターとしてはちゃんと自分の目で確かめてから、とあまり周りの話を聞くだけにしていたんだけども、その唯一やっている仕事に関係する執筆を依頼されたので、彼の売名にもなるからと協力してくれますか、と頼んだところ「パクりやがって」的なことを言われた。しかも、彼はその業界を応援する気はまったくなく、ただのミーハーだってことも、端折るけどはっきりしてね。
 そもそも俺みたいにライターになりたくてなったわけではなく、頼まれたから始まったようなところがあるみたいで、著作も自分のみたいなこと言っているけど、言われて書いただけのようなものみたいね。営業が苦手といい、来るのを待つだけで取りに行かないから、増々仕事が少ない。
 なんか俺が残念に思ったのは、言っていることとやっていることが違ったことなんだよね。誰しもそういうところはあるけどさ、でも、彼は俺に「俺たちはこのバンコクにおいてまともな人間だよ。がんばって書いていこうな」というようなことを言ってたんだよね。もしあのとき「俺はクズだからさ、金借りても返してねえし」なんて笑ってたら、言っていることとやっていること一致しているから嫌いにならなかったんだよね。
 ま、もう「パクった」言われたときから付き合いやめてっからどうでもいいし、そんなんにかまっている時間はないし。ちょっとそんなメールが入ったからふと思い。一応もう付き合うのやめようと思ったときにメールが来たので、あなたはライターではない、と言いながらもどこどこに営業行くといいですよ、とエールも送った。したら、自分は高田くんみたいにいろいろと書けず、じっくりとひとつのテーマに取り組むタイプなんで、って返ってきた。知能指数も低いんだなってその時思ったわ。自分の立場、全然わかってないんだな。この人、50過ぎてんのにバンコクで自分の首絞めたらどこに行くんだろうね。ほかの国行ったってどうしようもないし、日本にも帰れないだろう。マジ、路頭に迷うで、この人。ま、俺も変わんない経済レベルだけどwww
 人を大切にするってのは、非常に大切なことだね。