バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タイ心霊で目指すポジションは

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 実は去年(正確には2018年12月)から、だいたい月1くらいでニコ生の心霊チャンネル「モノガタリ」でタイから生中継をしている。上記の動画は日本にいたときに「亜細亜熱帯怪談」(晶文社)を紹介させてもらうために出たもの。同滞在中、この前にも一度出させていただいていて、そのときは事故物件住みます芸人の松原タニシさん、事故物件紹介のサイトで超有名な大島てるさんの番組に参加させてもらう感じだった。

 この「モノガタリ」を主催する木村さんは同い年。丸山ゴンザレスさんに紹介してもらった。ちなみに丸山さんもオレと同い年だし、大島てるさんも同じ学年だということで、1977・78年組が増えてきたなって感じだ。木村さんは2019年中に2回ほどタイに来て、一緒に配信をさせてもらった。すごいね、常にカメラを回している感じで。しかも、ニコ生はファンが有料で観ているから、基本、配信者に優しい。罵倒コメントとかないし。

 オレの配信はさすがにひとりではできないので、カメラマンはタイ在住の明石さんにお願いしている。明石さんは精力的に活動している人で、会うことでいろいろと刺激になる人だ。

 

目指すはタイの稲川淳二

 2017年に名刺を切らせてしまった。それ以前はアムの姉の会社で刷ってたけども、会社を畳んでしまったので、いろいろ考えた結果、名刺を持つことをやめた。果たして必要なのかと。

 ところが、2018年に「バンコクアソビ」(イーストプレス)を出版し、それまでにやったことのないトークショーをすることになった。丸山ゴンザレスさんが司会で、バンコクの夜について発信する有名なゲストたちと阿佐ヶ谷で行った。このときに、丸山さんからやっぱり名刺はあった方がいいということで、急遽ネットで注文して作った。

 ちなみに、印刷は基本的には日本の方が安い。名刺なんか特にそう。タイ文字を入れたいなら別だけど、日本語と英語だけなら日本の方が安い。しかも、ネットでデザインも設定して作れるので、オレはとりあえず顔写真つきで、さらに肩書きを「心霊ライター」として注文しておいた。

 その後、すっかり肩書きを忘れていた。そもそも名刺に興味がなかったわけで、自分の名刺なんてそう見ないでしょう。だから、渡す人みんなに「心霊について書いているんですか?」なんて聞かれて。「亜細亜熱帯怪談」の出版前だから、なんで知っているんだとずっと思ってたけれども、そうだよね、名刺に書いてるんだもんよ。

 というわけで、名刺に心霊ライターと書いている以上、もっとちゃんと目指さないといけないかなと。だから、目指すはタイの稲川淳二だ。まあ、ポジションという意味でね。

 幸い、タイの心霊関係について書いている人はほとんどいないし、実話怪談的な本なんてそれこそ初めてくらいだろう。だから、立ち位置的には目指しなくもないのではないかなと。本の帯も、丸山さんの伝手であの京極夏彦先生だし。今年の目標はタイ心霊の日本人大御所で。

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