タイ語を日本語っぽく聞いてしまうとき
今回ちょっと汚い話もあるので、食事中には読まない方がいいかも。って、食事中にブログを読む人なんていないか。昔、鶴田真由(だったと思う)がテレビコマーシャルで歌いながら本を読んでいるシーンがあって、そんなことできるか! ってイライラしたことがある。人は2つ同時にできることと、絶対的に無理なことってあると思う。
なんか神々しいシーンじゃないかな。年嵩の友人であるH氏に撮ってもらったものだ。
いや、撮ってもらったというより撮られてたというか。
去年のある日、ふたりで飲んでべろべろになりつつ店の周囲を徘徊し、どこかの路地裏でオレが立ちションをしているところを撮っていただけに過ぎないのだが。
それでふと思い出した話。タイ語が日本語に聞こえることってある。その逆もあって、タイ人は日本人の「狭くて」を連呼することがある。これは「千鳥足が来たので、オレが蹴った」のタイ語に似ているからなんだって。
似てるって思うのはかまわないけど、「狭くて」って普通の日本人はあまり言わなくないか? 言うシチュエーションってなんだろうか。「狭い」ならともかく。エロビデオかなんか観たんじゃないのか? 大体、発音、全然違うし。
オレがタイ語を勉強し始めたころって、まだ日本では日常でタイのことを話す人なんてほとんどいなかったころだ。そのころのタイの下ネタなどで、本当を意味する「ジン」が繰り返されると「ジンジン」になるわけだが、「チンチン」に聞こえてって言うおっさんがよくいた。
聞こえねえよ。
どういう耳しているんだろうね。カタカナで憶えているからなのか。そういえば、小林株式会社ってところが20年くらい前にタイ語の辞書か単語帳を出していた。自費出版というよりも、事務所のコピー機で作ったのかっていうような本だったけれど、紀伊國屋などにあって、結構売れていたと思う。そもそもそういうものしかなかったっていうのもある。
これが確かカタカナとかでタイ語が書いてあったような気がする。そこは憶えていないんだけれども、一番おもしろかったのは、憶え方のアドバイスがあって、たとえば銀行の「タナーカーン」の横に「田中さんを思い出す」とか、何の「アライ」は「荒井さんを思い出す」とか、その方が憶える手間がかかるわっていうものが書かれていた。中国とかで怪しい日本語のメニューなどがおもしろくてついつい読んじゃうのと一緒で、なんだかんだ全部に目を通してしまうという。まあ、そこから学んだことはないけど。
息子と遊んでいると、男の子らしく鉄道やら警察やら消防の話が出てくる。
消火をカタカナで書くと「ダップ・プルン」になるのだが、これがどうにもオレには「脱糞」にしか聞こえなくて、とても微妙な気持ちになる。今日も息子と遊んでいて、消防ごっこをしていたので、何遍も「ダップ・プルン」が出てきて、なんか疲れてしまった。