バインセオって食べたことなかった
バインセオって、ベトナム料理の中ではトップクラスに人気がある、らしい。そのことは知っていたけれど、実は食べたことがなかった。バインミーなら食べたことがあるどころから、行ったら必ず食べていたが、バインセオはなかなか機会がなかった。最初はバインミーや生春巻きを食べまくり、次にフォーがマイブームで食べまくり。
今回のハノイ滞在の最後の夜、まだ欠航に気がつかずに暢気に最後の夜にってことで、ハイバーチューン辺り(だっけかな?)で友人に連れて行ってもらった店で食べた。そこはいつもなら満席で、17時に行っても入れないような店だったらしい。でも、コロナの影響で近辺の店は全部休業しているにも関わらず、客がいなくて、簡単に入れた。
たしか、この「ニャハン・ンゴン」って店だ。直訳すると、おいしいレストラン、って意味らしい。国鉄ハノイ駅の近くにある店に似ていて、内装はお洒落で、ちょっとトラディッショナルな雰囲気、ベトナムの屋台を模したような感じで、いい店だった。
料理もどれもおいしくて、友人おすすめでバインセオを食べた。
テンション上がりすぎて、最初に写真を撮り忘れ。
バインセオはなんかタイのオースワンっぽい感じ。その牡蠣抜きみたいな。お好み焼き風の料理と言えばいいのか。包んでいる皮がカリカリしていて、おいしかったね。生春巻きの皮で包んで食べたような。翌日の欠航でこのあたりの記憶がぶっ飛んでいる。
あと、生春巻きで間違いなく包んだのは、この豚肉の料理だ。
これは焼き豚だったかな。前日にこの近くにある、「オバマ・ブンチャー」と呼ばれる店の向かいの食堂でも食べたのだが、そこはゆで豚だった。ちなみに、別の友人曰く、「オバマ・ブンチャー」よりもその食堂のブンチャーの方がおいしいらしい。「クアン・フォー」とか、そんな店名だった。これは今度動画で上げようと思う。結局、ブンチャーを食べ忘れたけれども。
画像の豚肉の下にあるのが、米粉麺を薄くシート上にして乾燥させたものだ。タイでいう極細麺のセンミーを薄くシート状にしたような感じだった。これと豚肉、左の皿の野菜を生春巻きの皮に包み、タレをつけて食べる。過激においしかった。ちなみに、キュウリの右にあるのはバナナの一種みたい。甘くなくて、芋みたいな食感だった。
2011年ごろに「東南アジア 裏の歩き方」の取材でハノイに来たときに泊まっていた宿の家族とシーフード料理に行ったのだけれども、そのときは生エビを生春巻きの皮を包んで食べた。これもおいしかったな。で、なんでオレは宿の家族と夕食行っているんだろうね。こういう旅って、最近なかなかないよなあ。時代かな。