バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

こういってはなんだがタイ人は顔だと思う

 こういってはなんだが、タイ人がいい人であるか悪い人であるかはある程度顔で判断できると思う。日本人なら悪人も善人面していることがよくあるが、タイ人は善人はだいたいいい顔しているし、悪人は悪い顔をしている。

 もちろん、悪人顔でいい人もいるし、その逆も然りだ。ただ、その第一印象で受ける善悪のイメージがその通りである確率が高いと思う。とにかく、顔、あるいは目を見るとだいたいわかる。

 タイは多民族国家であり、日本と違って集団が個を守ってくれることがないためか、自衛する意志が強いし、守るのは自分だけという世界だ。日本のように性善説なんて存在しないというか。まあ、むしろタイのような国の方が普通なのかもしれないけれど。

 誰というわけではなく、知り合いでもないのだが、ある人がタイ人と結婚したことをSNSに上げていて、それが目に留まった。フォローもしていないから、誰かも知らないのだが、そのフォローしている人がいいねを押したのでオレの見えるところに上がってきたため、たまたま見かけた。

 その結婚相手の顔が、どう見ても怪しい雰囲気を醸していて、ちょっとやばそうな気がして。オレだったら友だちにもならないようにするような、そんな目つきをしている。婚姻届を済ませたのかどうか知らないけど、なんか長く続かないか、そのうち破局するんじゃないかなって思う。

 この顔でいいか悪いかを見分けるのは相性とか好みもあるのだろうけど、あくまでもオレの経験上では、高確率で当たる。まあ、タイ人じゃなくても日本人でもそうなんだけど、だいたいコイツだめだなと思うと、そのうちボロを出す。小学校中学校のころも、コイツ危ういなと思っていると、だいたい数ヶ月後には嫌われ者にいつの間にかなっていて、学校から消えているということもよくあった。もちろん、オレはそれに対して扇動するようなことはしていなくて、気がついたら、あれアイツいなくない? みたいな。

 その点で言うと、アムと結婚前に何度か親戚の様子を窺っていた中で顔つきでヤバいというのはいなかったかな。まあ、叔母の旦那の弟の妻、の顔がヤバい感じだったけど、オレには特に問題ないからいいかと思ったのがあったくらいか。実際、その後ソイツはギャンブルで借金して消えた。

 最近はだいぶ少なくなったのではないかと思うけれど、王宮とかカオサン近辺などで外国人に声をかけてくるヤツはだいたいやばい顔しているよね。スクムビットとかでもホテルの前で観光客を待っているようなボッタクリタクシーの運転手たちも顔つきが下品で、ついていってはいけないことがわかる。まあ、観光だとか来たばかりだとわかりにくいと思うけど。