バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

日本酒が飲みたい

 都心に出ず、すでに2ヶ月以上が過ぎている。たぶん最後にバンコクに出たのは3月の8日だと思う。ちゃんとした和食を食べたのはハノイ滞在中に食べているが、バンコクでは3月6日だったかと。

 ここまで来たら徹底的に我慢して、どこかで発散させたい。行きたいのはやっぱり「鳥波多゛」だな。ヤキトリもいいし、生肉系もいいな。

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生つくね。

 ちょっとぶれているけれども、この生つくねとかをビールとか日本酒で流し込みたい。

 あとは、から揚げだね。鶏肉専門店でから揚げって最高じゃないか?

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からあげ。

 アツアツをさ、ビールとか日本酒で。

 いやあ、なんか和食どうのよりも、日本酒が飲みたいな。オレは若いころから日本酒派だったんだけれども、バンコクは焼酎が多くてね。それで鳥波多が好きな理由のひとついに好きな日本酒があるからだ。

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にごり原酒。

 これが妙に好きでね。生酒とか原酒とか言われるとたまらないわけで。こうやってたっぷりこぼしてくれるのもうれしいね。鳥波多の本店でも飲んだことがあるけれども、本店よりもバンコクの方が居心地もいいし、にごりをたっぷり注いでくれるからお得感があっていい。

 和食店が増えたこと、日本人が増えたことでだいぶ変わってきたけれども、ホント前は焼酎ばかりでね。メニューに日本酒があっても安いやつでさ。選択肢がほとんどなかった。今はエカマイとかに日本酒専門の酒屋もあるし、どの店でもたくさんの種類を用意しているからありがたいよ。

 でも、銘柄がおいしいかどうかわからない。タイは日本酒も焼酎も値段が高いので、失敗したくないなと。だから新しい味になかなか挑戦できない。

 そんな中で数年前にこのにごり原酒に出会って、もうこればっかりね。何年か前の鳥波多バンコク創業記念キャンペーンではにごりが50バーツくらいで出されて。開催3日間、毎日行ってしまった。途中、記憶がぶっ飛んでいるけどね。でも、幸せな3日間だったな。

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スリウォンの鳥波多にしかないちょうちん(だっけ?)。

 鳥波多は完全に鶏専門としてやっているのがスリウォン店で、プロンポン店はちょっとだけ豚肉もある。ウドムスックは居酒屋メニューだ。どの店も甲乙つけがたいけれども、スリウォンがなんだかんだいいかも。ちょうどいい店の広さ、ここでしか食べられない稀少部位もあるので、ヤキトリも充実しているし。

 早く、自体が収束してほしいものだ。そうしたら、早速、行きたいね。ここ数年、いつもひとりで行って、半生の鶏炙りを独り占めしながら、にごり原酒を飲みたいと思っている。でも、みんなで行ってわいわいも捨てがたい。ひとりで行くか、誰かを誘うか、今結構本気で悩んでいる。