バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

コーヒーを飲めない

 コーヒーが飲めない。若いころは缶コーヒーとか普通に飲んでいたし、むしろ新製品が出たら積極的に試していたくらい。とはいっても、ブラックは飲めなかったけど。あくまでも加糖を。

 ところが、20歳を過ぎてから急に飲めなくなった。アレルギーとか拒絶反応とかではなくて、急に臭いが嫌いになった。コーヒーそのものの匂いはいいんだけれども、飲んだあとの口に残る匂い、それから胃が重くなる感じが嫌になった。

 いつから飲んでいないかはわからないが、少なくとも24歳のときにはコーヒーは飲まなくなった。たぶん22の時点で飲んでいないとは思う。

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ベトナムといえばコーヒーでしょう。

 ところが、働き始めるとコーヒーとは無縁ではいられなくなる。前職で営業で客先に行けば高確率でコーヒーが出てくる。水でいいって言ってもコーヒーが出てくるし。ある1軒だけはコーラが出てきたことがあって、ありがたかったわ。まあ、コーヒーが出てきてもまず飲むことはない。マナーとかだと飲んじゃいけないとかあるみたいね。知るか。飲むか飲まないかはオレが決める。飲みたくないから飲まない。ただそれだけだ。

 ネットで見ている話だけれども、マナーとか、日本って本当に面倒だよね。前職でつき合いのあったメーカー担当さんがずっと年上の人で、笑顔はこうじゃないといけないとかさ、飲んでいるときくらい仕事の話すんなよ。ビールがまずくなるっちゅうの。高田は目が笑っていないって言われたけど、それはオマエの話がつまらないからだ。あと、ワイシャツはスーツを着る場合は長袖、夏場の暑いときは半袖で、そのときはスーツを着ない、みたいな話をしてたな。オレが長袖着ているのを見てさ。いや、ここは日本じゃないし、屋内だと半袖は寒い場合があるし、外はスーツを着る気温じゃないし。うるせえっての。

 コーヒーに話を戻すと、ベトナムに行き来するようになってくると、さらにコーヒーと無縁ではいられなくなってくる。まあ、ベトナムのコーヒーは基本的に砂糖が入っていることが前提だからまだいいんだけど。

 さらにコーヒー関係者とも繋がりがあるので、なおのことコーヒーが身近になってきた。それで、ここのところ、たまにだが、コーヒーを飲んでみたりする。まあ、以前ほどの拒絶反応はなくなった。でも、やっぱり身体がだるくなる。

 あと、ちょっと汚い話になるが、コーヒーを飲んだ日は小便がコーヒー臭くなる。あれ、なんだろうね。みんなそうならないのかな。全然身体に吸収されている感がなく、飲んだ分、すべて排出されているのではないかと。それはちゃんとしたコーヒーでも、缶コーヒー、インスタントでもなんでも、コーヒーと名のつくものを口にしたらそうなる。だから、やっぱり無理っぽいなと感じる。タバコとか酒で小便がその臭いにならないもの。コーヒーが合わないのかもしれない。