バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

なにをどう見て、そう思ってたの? って話

 昨日の猿の惑星の続きじゃないけど、動画サイトで料理系ユーチューバーを観るのが好きな一方、ゲーム関係も結構観てたりする。オレは自分でゲームをするのがあまり好きではない。うまくないし、子どものころから人がやっているのを横で見てやいのやいの言うのが好きだったこともある。

 とはいえ、ゲーム機はちょいちょい持っていた。すぐにイラッときて売りさばいちゃうけどね。糸井重里のマザーなんかは唯一自分でやったRPGなんだけども、あれは小5か、小6だったかな。若干変わっている傾向にオレはあったので、マザーなんかは誰もやってなくて、オレひとり、誰とも話さずに淡々と進めた。そして、最後のボス戦でなんかイラッときて、結局クリアしないで売ってしまったよ。

 それから、オレはゲームはアクションとかシューティングが嫌いで、カーレースかシミュレーションゲームばかりだった。特にフライトシミュレーター系が大好きで。

 小6か中1のときにスーパーファミコンが発売された。そのときに買ったのは「エフゼロ」と「パイロットウィングス」だ。エフゼロはともかく、パイロットウィングスなんて誰もやっていなかったね。友人が家に来たときにやらせたのだが、オレにとって十字キーの下を押せば機体が上昇するなんて説明書を読まなくても当たり前だった。でも、友人はコントローラーが逆だと言った。それくらいゲームの話が合わなかった。

 それから18、19のころかな。プレイステーションシミュレーションゲームパイロットになろう」をやっていたな。それから「グランツーリスモ」も1に感動したし、珍しく続編の2も買ったりして。

 なにに感動したかというと、グラフィックだ。それで言えば、「バイオハザード」の1もそうだけれど、あのころは「なんてリアルなんだ!」と感激した。まるで本物と同じだ、と。フライトシューティングの「エースコンバット」も1なのか2作目かを買ったのだが、これもまた本物みたいですごいと思って、しばらく画面にかじりついていた。

 だけど、今YouTubeとかでそれらのゲーム画像が全部観られるわけだけど、どこをどう見て、オレはあれをリアルと感じたのだろうか、と。普通に絵なんだよね。全然リアルじゃない。今のゲームの方がよっぽど本物っぽい。当たり前だけど。

 ホント、いろいろ思い返してみても、なぜそう思ってたのかが全然理解できないの。でも、逆に言うと、今現時点のゲームを超リアルと思っているけど、数年後には同じように思うのかもしれない。でも、今のゲームをこれ以上リアルにするなら実写しかないような気もするんだけどね。どうなっちゃうんだろうね。