バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

学校も始まっている

  今日からまた子どもたちが学校に行き出す。タイ政府は6月中旬に再会可能としたけれど、さすがにいきなり開けないので準備期間として、多くの学校が予定通り、7月1日からの登校になっている。普段は5月中旬くらいから新学期・新学年だが、今回のこの騒動で7月再開とするところが多かった中、実際に再開したのは多くが7月1日だった。

 ただ、うちの子どもたちの学校は1日と2日の登校グループに分けられた。要するに奇数日と偶数日で分けて、同時にたくさんの生徒が来ないようにして。マスク着用必須で、さらにフェイスシールドっていうのかな、それも買わされて。

 なのに、だ。うちは結局2日の登校のみで、週末はタイの祝日が重なるので、登校が7日からになると。じゃあ、7日からにすればいいのに。だいたい、偶数日だったはずなのに、結局次は奇数日になるし。どうなっているんだか。

 これが18日まで1日おきの登校で、そこから毎日通うようになると。

 今年は教科書代、制服代、文房具代、靴代はレシートを持っていけば学年別でいくららか援助が出る。要は返ってくる。うちなんかはふたりだから、全部で1000バーツ以上は返ってくるのかな。元々いくら払ったのか知らないけど。

 あと、公立校は小学生に毎月ミルクを政府が配布しているみたい。何年か前から。ワンケースなんだけど、それが今年、なのか今月だけ私立校にも適用されるみたいで、うちの息子もワンケースもらってきた。そして、今、冷蔵庫がミルクだらけに。紙パックのさ。なんで現物支給かねえ。現金にしてくれればいいのに。

 しかし、学校は心配だな。普段から病気が蔓延して、日本ではあり得ないレベルで学級閉鎖が起こる。うちの子たちも何度も経験している。オレなんて学級閉鎖の経験ないけどね。

 というのは、親がちゃんと子どもを見ていないから、風邪とかに気がつかない。あるいは手足口病とか、そういうのに気がつかないで登校させて、もしくは知っていて登校させて、クラス中に感染させてさ。タイ人はホント視野が狭いというか、周りのことが見えない、あるいは見ていないので、全然気にしない。どんなことが起こるかが考えられないんだよ、大人でさえ。

 だから、コロナの症状が出てたって気にせず登校させてクラスターってあり得るから、タイなら。今のところ国内感染がなくなって、新規感染者は全部外国からの帰国組だから隔離先で発覚するので大丈夫だとは思う。でも、今月から外国人も入国し始めているので、万が一どこかで漏れて、ってなったら、学校も結構怖いよ。