バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

電気自動車

 動画などを観ていても、ニュースを読んでいても、最近は電気自動車が目につくようになってきた。これまではハイブリッドだったけど、今や完全に電気モーターだけの車があるし、特にヨーロッパメーカーは電気に移行しようとしているね。

 アメリカ(?)だとテスラか。電気モーターなんて非力かと思いきや、案外ハイパワーで、セダンどころか、ガソリンのスポーツカーなんかよりも加速力があったりしてすごな。でも、正直、見た目がダサくて、なにがいいのかわからない。

 そこにきて、ポルシェ。タイカンは見た目もかっこいいし、速い。雰囲気がいいなと思う。ハイパワーだし、4ドアで家族も載せられる。

 ただ、電気自動車の最大の懸念って、どこで充電するのかってことだと思う。タイは今年になってからかな、電気公社がバンコク都内の10か所かなんかに充電器を設置した。うちの近くにもそのひとつがあるんだけども、それ以外はどこにあるんだか。

 

 

 民間の充電器だと、プラカノンのWディストリクト(だっけ?)のコンドミニアムの下にあるくらいか。ほか、どっかあるのかな。そこだってたぶんコンドの住民向けでしょ。部外者が使えるものには見えないし。

 航続距離がたとえば500キロだとする。都内を走る分にはなんら問題ないけど、たとえばうちの場合だと、アムがコラートに帰るために使うわけで。そうすると、片道で330キロくらいにはなる。市内まで250キロとしても、市内から実家までさらに80キロあるんだよ。コラート、広いんだよ。

 これだと片道は問題ないけど、帰り、どこで充電するの? となるわけで。電気自動車なので、たぶんどこか駆動するところになんらかしらの装置をつけて、そこから電気を回収するとは思う。スペックにある航続距離が純粋にバッテリー満タンからゼロまでなのか、回収した分も含めてなのか、そこがよくわからん。

 って、今調べたら、ポルシェ・タイカンは最大で450キロっぽい。スペックによっては323キロだって。これはあくまでも国際的な試験方法なので、一般の人が市街地で運転したら、そこまでは走れないってことでしょう。そうなると、コラート片道しかないじゃないか。

 ここだよなあ、電気自動車がまだまだ買いだとは思えないのは。タイカン、オレの中では無茶苦茶かっこよくて好きなんだけど、実用性を考えるとやっぱりガソリン車だなって思う。いや、そもそも買えるほどの収入はないけどさ。もしポルシェを買えるレベルならって話で。