バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

時間が経つのが早い

f:id:Tan-BKK:20090419173514j:plain

 

 娘が生まれて14年ってだけでも早い。息子も小さかったころはとっくに過ぎているし、不思議なもので。ライターになってからももう来年で10年経つしなあ。だいたい、結婚してからも14年15年になるんだから、ホント時間が流れるのは早いものだ。

 周りもどんどん変わっていっているしな。よく年寄りが年取ると友だちができないなんて言ってたもんで、30代のときはそんなことないだろうと思ってた。でも、40過ぎたら確かにそうだ。むしろ、友だちは元々少ないから、20代でだってなかなか新しくできるなんてないからいいんだけども、これまで友だちだった人が離れていくってのはあるな。オレはずっと変わってないつもりなんだけども、周りが仕事だとか人間関係だとか、年齢的な嗜好の変化などで、これまでみたいにうまくいかなくなってきた。

 そういう点ではオレ、結婚していてよかったなと思うわ。オレ、独身だったら絶対孤立していたもの。友だちがいないことは全然苦ではない。苦だったら、ひとりでタイに移住なんてしないし。かといって、このまま周りに誰もいなくなったら、まあ世捨て人みたいになってただろうなあ。

 でも、最近は田舎でひっそり暮らしたいという思いもある。子どもたちの教育環境がどうにかなるなら、だけども。アムが田舎出身でよかった。行く場所が一応あるからな。

 今年はコロナでこんな事態になっているけれども、たぶんオレにとってはライターも10年目で、数年前から思うところもあったから、いずれにしても転機になる年だったのかな。いや、今年だけでなく、来年も含めて。突然消えてもホント、探さないでねって言いたい。

 そう考えると、オレもやっぱりこの何年かで変わったのかな。子どもたちの成長を見ながら、かつては画像のようにビデオを観たりすることにすら成長を感じていたものだ。今はさすがにそんな大きな変化はないから、ちょっと鈍感になっていたけれども、その間にオレもなにかが変わったのかもしれない。

 でも、いる場所がひとつあるから、いいか。オレの周囲はわりと独身が多いんだけども、この先、みんなどうなるんだろうな。年を取れば取るほど結婚は難しくなるだろうし。そういえば、前職で同じ時期に働いていた女の子たちは世代的にはアムと同じくらい。みんなバンコクの女って感じで、色白くて、結構美人だった。でも、アムと比較してみると、やっぱり結婚するなアムかなと。なんだろな。なにかが違うんだよ。そして、その子たちは今も独身ばかり。オレから見れば年下の美人だけど、周りがそう見ないだろうし、もう独身を貫くのかな。

 って、時間は早いんだ。人のことなんか気にしててはいけないな。自分のことを考えていないと。