バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

全然起きられない

 2020年は9割9分の日で目覚まし時計で起きることがなかった。まあ、目覚まし時計というか、スマホのアラームだけども。

 幸い、自由業みたいなものだし、出版業界はなぜか打ち合わせなどが午前中に行われることがない。取材も早朝とかたまにあっても、基本は昼間あるいは夜になるので、起きられないことになんら支障がないことも、より怠慢になっていったからというのもあるでしょう。

 だいたいね、目覚まし時計の音に気がつかない。音量の設定かと思って調べても、音はマックスの状態になっている。音質というか使っている音が悪いのかと思って、ジリジリいうような不快なメロディー設定にもしている。実際に試してみても相当うるさい。

 たぶん、目覚ましで起きているのだとは思う。でも、覚醒する前に無意識下でスマホに手を伸ばして消しているのかと思う。たまに起きたときにスマホを握っていることもあるし。

 だからいろいろと考えて、手の届かないところに置くようにしてみた。でも、それでもやっぱりなんらかしらの方法で消してしまっている。なんらかしらの方法というのは、自分でもわからないから、どうやっているのかはわからないけどな。

 というわけで、立ち上がらないと届かない場所にスマホを置くことにした。音が若干小さくなるけれども、普通に結構うるさいから大きな問題ではないと思う。それで、最近は数歩ほど歩かないといけない場所に置くようにしている。

 これで最初のうちは起きて止めていることは自覚していた。でも、結局二度寝して意味がないというか。そのあとに近くに置いちゃうから結局、なんら変わらない。

 なんなら、この1週間くらいはその数歩先ですら覚醒せずに止めることができるようになってしまったみたいで。全然起き上がった記憶がないのに、枕元にスマホが置いてあったりする。いよいよヤバくなってきたね。

 でも、これはホントに意識の問題なんだと思う。目覚ましで起きなくても支障がないというか。いや、実際には支障はあるけどな。締め切りにぎりぎりになるとか、締め切りがない仕事は後回しになってしまうとか。

 というわけで、2021年は、いや、というか明日からは気持ちを切り替えて、本気でいろいろと取り組みたいと思う。そうすることで朝もちゃんと起きられるのではないか。多少最初のうちはつらいかもしれないけれども、慣れてくれば。

 そう考えると会社員とか大したもんだと思う。飲んだ次の日なんかオレ、仕事できないもの。最近はそうめったに飲まないから、体調がすぐれなくなるってのもあるけども、それにしてもオレと同じだけ飲んで、次の日はちゃんと朝起きて仕事行くもんな。ちなみにオレが会社員のときはべろべろになるまで飲んだ次の日とかは堂々と10時11時に出勤したりしてたけどな。元々オレにはそういう生活ができないってことだな。