バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

まさかの発信専用

 スマホを2020年12月だったかな、買い替えた。これまでHTC以外は使わず、6年くらい前にタイではほとんど見かけなくなったのにあえてHTCを探して買ったくらい。そして、それをずっと使い続けてきた。

 近年のスマホはバッテリー交換できないじゃない? それでも長く使ってきたけども、さすがに去年一昨年くらいからちょっと使ったらもうバッテリーゼロになるくらい。満タンでも2時間ももたない。

 なんにも使えないし、メモリーもいっぱいいっぱいで。メモリーカードは安物にしてしまったおかげで、入力出力が遅いから、スマホにはまったく向いてなかったし。古すぎて、本体自体のメモリーもかなり容量少なめ。

 でも、HTCがないしなと思っていたけれど、もう限界を感じて。あと、身の回りのものを変えることで運気も変わらないかなと。それで、ASUSに買い替えた。

 それでももう2019年か18年モデル。だから安かった。とはいえ、オレが元々使っていたのものよりも何年も新しい。モデル自体は古いと言っても、新品だし。バッテリーが全然減らないのがすごい。メモリーカードもちゃんとしたものを買ったから、全体的に快適。早く買い替えておけばよかった。

 と思っていたけれど、とんでもないことに気がついてしまった。デュアルSIMでSIMカードを2枚同時に使えるのはいいんだけども、なんと音声通話が受けられないことがわかった。SIMの仕様ではなく、確実に電話の仕様だと思う。

 正確には使えないのではなくて、電話がかかってきても、それを受けるためのボタンがどこにもない。逆にこちらからかけることは可能なのよ。そのボタンはあるから。なにをどう弄っても、どこにも電話を受けるボタンとかがないんだよね。コマンドもないし。こんなことってあるかね。

 でも、よくよく考えると、オレに電話をかけてくる人っていないんだよね。昨今はメールとかSNSとかラインでやり取りするのが普通じゃない? そっちの音は拾える。発信は可能で、その音は問題ないから、とにかく受けるのだけがだめなのに、元々かけてくる人がいない。たまたまかかってきたことで気がついたけど、なにをどうしてもだめだった。

 それでも、全然、生活とか仕事に影響がないのがすごいね、オレ。社会人とは思えない。受けた電話で年に5分も会話しないからね。こちらからかけることはあっても、まずかかってくることはない。電話が鳴った瞬間、ビクってするくらい、オレ、電話の着信音に慣れていないし。