バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タンドーリのドーリがおいしそう

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 タンドリーチキン、あるいはタンドーリチキン。いずれにしても、このドリー、あるいはドーリという発音の部分においしそうな響きを感じる。

 インド料理はアムが好きじゃないからなかなか行くことができない。在住の日本人仲間ともなかなか行こうという話にならないし。前は和食が普通じゃなかったころはタイ料理に飽きたら中華、たまにインド料理って感じで行ったけどな。

 タイのインド料理はわりと安いということのほか、場所が近いしインド人も多いことから、結構本格的ってのもある。つまり、おいしい。だから、結構行ってみたいんだけども、なかなか機会がない。

 その事情のひとつにアルコールがビールしかないってのも大きい。ほかにもあるけど、焼酎とかハイボールがないって意味で。オレの周囲は痛風が多いから、ビール飲まない人が増えてきている。だから、なおさら行きにくい。

 あと、アルコールを置いていない店も多い。インド人は酒を飲まないからな。インドに行ったときも、カルカッタならともかく、バラナシは遠くまでも買いに行って、ぬるくてまずいビールを飲んでなんとか満足していたよ。

 バンコクのインド料理店も本格的過ぎて酒がない店もある。特にナナ交差点近辺は要注意な。あのアラブ人街なんかは中東系の店にはアルコールがほとんどないし、あのソイの中のインド料理店もそう。

 その中ではソイ3にあるアクバルだな。ここは内装がごってりしているけど、値段はそんなに高くない。ビールもよく冷えていた。昔の話だけど。タンドリーチキンとケバブ、カレー、ナンのセットがあって、それが特大なので、3人くらいでひとつを頼んで、カレーとかをちょっと追加すればそれだけで十分。会計も安いって感じだった。

 日本だとヤキトリ、タイならガイヤーンとあるけど、タンドリーチキンも結構好きだ。骨についたちょっと焦げている部分とか、スパイスが凝縮されていておいしかったりする。タイのガイヤーンでもたまにタンドリーチキンみたいに表面が赤いヤツがある。たぶんなにかのスパイスを使っているんだろうけど、タンドリーチキンのような鮮烈さがない。

 ホント、もう何年も食べていないんじゃないかな、タンドリーチキンは。そもそも最後にインド料理を食べたのがお茶の水だと思う。メコン出版の社長に連れて行ってもらったところで食べた。これが最後のタンドリーチキン。バンコクではもしかしたら10年くらいは食べてないかも。

 あ、6年7年かも。だって、写真撮っているじゃんか。一番上に掲載しているヤツ。これはGダイでガイヤーン特集をしたときにこれだけを撮影するのに行って注文したんだよ。そのときに食べたわ。でも、やっぱりそれが最後なんだあ。