子牛の丸焼きの記事を書いていて
先日、noteでこんな記事を書いた。
ベトナムとカンボジアで子牛の丸焼きを食べたことがあるんだけれども、インドシナとひと括りにして似たような食文化なのかと思いきや、内容は全然違った。両国ともバゲットのサンドイッチがあるし、焼肉も油とマーガリンを使うというアグレッシブな食べ方をするので似ているようにも見えるけれど、食べ方は違っていたり。
ベトナムでは子牛の丸焼きをダナンでしか見たことがない。ほかにもあるのかもしれないけれど、ハノイでもホーチミンでもオレは見かけなかった。カンボジアはシェムリアップでもプノンペンでも見かけた。
ただ、カンボジアは丸焼きといっても表面だけ焼いて、注文が入ったら切り落として炭火焼きにする感じだった。ベトナムはとりあえず全部焼いていたのかな。肉はローストビーフみたいだったな。
カンボジアの方はしっかり焼かれていて、タイで食べるヌアヤーンとほぼ同じ感じだった。ベトナムはやや牛臭さが強かったけど、でもタイにはない味だったからよかったな。
どっちがいいというわけではなく。でも、個人的にはダナンの子牛丸焼きがよかったって話で。
で、この記事を書いていたら、ホント食べたくなったなあ、丸焼き。
タイもそうだけど、ベトナムも国内感染が再発覚したりで、なかなか行ける状況にならないね。これはもはや、すでに国内には潜在的に感染者がいて、大半が無自覚のタイプなだけだったのではないかって思うね。無症状がほとんどのために気がつかず、偶然の確率で症状が出ちゃうタイプの人が集まっているところでクラスターするみたいな。奇跡的な確率だからこそ、しばらく感染者が出なかったけれど、潜在的にはどこにでもいる、みたいな。
こうなると、もう丸焼きどころじゃないしな。そもそも潰れずに残っているかどうかも怪しくなってくる。タイなんかは営業時間短縮で飲食店は厳しいらしい。中には前回の規制中に店の資産を使い切っていて、また営業規制が入ったら従業員を引き留めるための給与保証はできないみたいな。そんな店がたくさん出てくるみたい。そうなると再開しても戻ってくる保証もないから、店を再開することができなくなる。
カンボジアは全体的に飯がおいしくないんだけれども（個人的な見解ね）、この子牛の丸焼きだけは別だったな。特にプノンペンの首の肉の（画像の）はおいしかったよ。タレがムチャクチャよかった。ああ、肉が食いたいな。ふと生肉も食べたいと思ったけど、日本は食えないんだよな。馬肉はどこにでもあるけど、牛の生が食いたい。
