バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ゲームアプリでゲームを作る息子

 ゲームアプリがあって、そのアプリはゲームで遊べるし、自分でゲームを作ることもできる。ギミックがすでにあって、それを自在に配置したり、セリフみたいなのも設定できる。

 それを息子が使って、自分でいくつもゲームを作っているみたいだ。それで、ひとつ150人くらいの人が遊んでくれているみたい。すごいな。何個かやったけれど、意味不明なのもあれば、銃でゾンビを倒していくのがあったりとか、なかなかすごい。銃のやつなんかは弾が無制限だから、なんか気持ちよく遊べるしな。

 時代だな。アプリで作るってすごいよな。でも、オレが子どものころもRPGを自分で作るゲームもあったよなあ。RPGツクールだったかな、タイトル。あまりにもタイトルがひどくてオレの周りでは誰もやっていなかったけどな。

 あと、オレが子どものころは学校でゲームブックが流行った。小説みたいな文庫本で、1項1項がかなり短い上に番号が振られている。で、項の最後に選択肢があって、その選んだ先に行って本を読み進めていくみたいな。一応サイコロを用意してその目で進む必要がある項もあったけど、そこはさすがに面倒だったからやらなかった。

 そのゲームブックの中に、バンダイのなんとかサウルスみたいなおもちゃをメインにしたのがあった。そのころファミコンにもなってた。ファミコンRPGだったかな。このゲームブックがびっくりするほど出來がよかった。ただ、それが途中までで、後半の2/3くらいに突然選択肢が消滅して完結できないっていう、謎の致命的欠陥があった。そこまではかなりおもしろいのに、急激に進めなくなるという。あれ、なんだったんだろう。

 こういうのに憧れて、自分でゲームブックを作ったり、あとは迷路とか、アナログなゲーム作りはしたな。時代がな。パソコンなんてものがまず普通の家にはなかったし。パソコンもあってもまだフロッピーディスクでさえそんなになくて、カセットテープみたいなのが記録装置だった時代だもんな。

 どうでもいいけど、そういう迷路を作るとかってだいたいジャポニカ学習帳の中のいわゆる自由帳ってまっさらな紙だけのノートとか使ったわけだけども、ベルマークってあったじゃない? たぶん学習帳だと思うんだけど。あれ、なんなんだろうね。子ども心に思ったよ。あれを集めてどこかに送ると車椅子が1台、どこかに寄付されるとかそんなんじゃなかったっけ? 子ども心に思ったよな、いや、学習帳の売り上げからさっさと出せよ、と。なんで1回ベルマーク送るっていうクッションを入れるんだよ、と。まだあるのかな、ベルマーク。