バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

時間の無駄だったってオレが言いたい

 タイ人は14歳からIDカードを常に持ち歩いていないといけない。タイは基本的に身分証の携帯は必須で、外国人はパスポートを持っている必要がある。

 10年くらい前からタイでは14歳以下でもIDカードを作ることができるようになった。IDに記載されているのは、名前とか日本での戸籍の住所など。また、タイは出生証明を取得する際に国民番号が割り当てられる。日本でのマイナンバーみたいなものだ。だから、別に年齢に関係なくIDカードは作れる。

 当然ながら、うちのアムもIDを持っている。IDには結構前からICチップが埋め込まれている。これで銀行の口座を作ったりするときにいろいろな書類が省略されて便利になった。

 ところが、このチップがあまりよくなくて、すぐに読み込めなくなる。アムのも読み込めないことが、銀行のキャッシュカードの更新の際に発覚した。

 とはいえ、特に問題がなかったのでしばらく放置していた。でも、今回の騒動でタイ政府が抽選で数ヶ月間、5000バーツの生活補償をしてくれると。それに応募するのだと。

 うちから郡役所まで一度信号を右折するだけなんだ。しかも、何回も行ったことがある。それにも関わらず、アムがひとりで行けないというので、わざわざオレが運転して連れて行った。

 そうしたら、ちょうど到着10分前に郡役所のパソコンシステムがダウンしてしまい、午後の部で来てくれと。でも、午後も復旧しているかわからないけどね、なんて言われ。それに対してアムが「時間の無駄だった!」と激怒していた。怒りたいのはオレなんだけどな。

 ときどきアムなんかはキャンキャン怒り出すことがある。そんなときはオレが太ったとかいろいろとケチをつけてくる。そんなん言いがかりというか、今関係ないだろって話だ。まあ、太ったのは事実だけどさ。それは先日のブログを見ればわかる。

tan-bkk.hatenadiary.org

 でもな。人にキャンキャン言うが、アムだってそう人のことは言えないさ。まあ、アムの姉とかいとこなんかは30過ぎてものすごく太った。それと比べるとまだアムは細い方なんだけれど。

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2005年7月ごろ。ペナンにて。

 これは結婚の前に、マレーシアのペナンに行ったときの画像だ。フィルムで撮ってあって、それがこの間出てきたのでスキャンしておいた。

 このころのアムは蚊の鳴くような声で喋る、気弱な女の子だったさ。それが今じゃあ・・・・・・。

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2011年に交通違反で罰金を払いに来たとき。

 まあ、この画像もなんだかんだ10年くらい前だからまだ細いけれども。しかしまあ、罰金を払いに来ているのに悪びれる様子もなく。

 まあ、この人にとっては罰金400バーツくらいなんともないのだろう。なぜなら、この人はオレに大学の学費2年くらい払わせておいて除籍になっているから。8年目の最後の年は山かけのあやしい講習にテスト前に参加し(その費用もオレが出している)、テストでその部分が一切出ないということで落第したわけ。ほかに勉強しつつならともかく、一切勉強せず、山張っても当たらず。どんなギャンブラーだっちゅうの。